妻の浮気で親権や養育費はどうなるのでしょうか。
妻の浮気が原因で離婚するなら、親権は欲しいですよね。
基本的に、親権には母性優先の原則が働くとされますが、子供の年齢や意思によっても変わってきます。
今回は、妻の浮気で離婚する場合は親権は取れるのか、子供が妻の所にいく場合は養育費はどうなるのか紹介します。
離婚しても旦那が損せず親権を勝ち取る方法も紹介するので、今後離婚予定の方はこれを読んで参考にしてください。
この記事でわかること
親権の意味とは?親権者になるとどうなる?
親権の意味とは何でしょうか。
今回は、親権になるとどうなるのか子供の年齢で変わるのかをご紹介します。
親権を取りたいと思っている方は、これを読んで参考にしてください。
親権とは、成人していない子供を面倒見る権利や義務のことです。
つまりは、一緒に暮らして育てることを指しています。
親権とは幅広いものでたくさんの権利があるのです。
子供を監護する権利、子供の躾を行う権利、子供が働くことを許可する権利、手続きの代行や同意をする権利、
子供の住む場所を指定できる権利などが合わさったものが親権と呼ばれています。
親権者になると、子供の面倒を見る義務が発生するのです。
例えば、子供の住む場所を指定できる権利などは子供がどこに住んでいるかを把握する義務があります。
しかし、親権を取ると必ず子供と同居しなければならないと言うわけではありません。
親権を持っていても仕事の都合などで一緒に住めない場合、元配偶者に監護権を渡して一緒に住んでもらう場合もあります。
子供の年齢や意思で親権は変わる
一般的には親権は母親が持つものと思われがちです。
しかし、両親がどちらも親権を希望している場合は、子供の年齢や意思で親権をどちらが持つか変わってきます。
そのおよその年齢は10歳以上です。
10歳とは意思をはっきりと表せる年齢の目安のことなので、子供の成長具合で変わります。
もちろん目安ではありますが、10歳程度の子供が父親が良いと言った場合は親権は父親に行く可能性が高いでしょう。
親権についてご紹介しました。
父親でも親権を取れる可能性はあるので諦めないでくださいね。
妻の浮気で離婚しても親権は母親が獲得しやすい?
妻の浮気で離婚しても親権は母親が獲得しやすいのでしょうか。
離婚を考えている男性は、妻の浮気で離婚しても親権を取られてしまうのか一番心配しますよね。
今回は、妻の浮気で離婚しても親権は母親が獲得しやすいのかご紹介します。
妻の浮気で離婚する予定で親権をどうしても取りたい方は、これを読んで参考にしてください。
妻の浮気で離婚する場合でも、親権獲得に母親の方が圧倒的に有利です。
子供の年齢が小さければ小さいほどに、母親が親権を持つ確率が上がります。
実際に、離婚した9割もの人は母親が親権です。
これはなぜかと言うと、母親の方が育児をしているから女性の方が有利になります。
子供の養育に携わってきた方が親権を取れるので母親が有利です。
母性優先の原則がはたらく
妻の浮気で離婚する時も母親が親権を欲しがった場合は、「母性優先の原則」で母親に親権が行くでしょう。
育児放棄気味の母親であった場合でも、証拠がなければ親権は基本的に母親です。
父親が親権を取るのはとても難しいでしょう。
妻の浮気で離婚しても親権は母親が獲得しやすいのかご紹介しました。
残念ながら、妻の浮気が離婚の原因であっても親権は妻の方が有利です。
しかし、男性でも親権を取れる方法はあるので、最後まで読んで参考にしてください。
実際に離婚するとなると、親権・養育費などだけでなく、慰謝料、財産分与など考えるべき項目は数多くあります。
妻の浮気で離婚する場合の必要事項についてはこちらの記事に詳しく書きました。よかったらチェックしてみてください。
↓↓↓
妻の浮気で離婚する場合の慰謝料・養育費の相場や、妻の浮気で離婚にいたる確率などについても詳しく書いているので、ぜひ参考にしてくださいね。
妻の浮気で親権を取られても養育費を旦那が支払う必要がある?
妻の浮気で親権を取られても養育費を旦那が支払う必要があるのでしょうか。
妻の浮気で親権を取られて養育費まで払うのは納得いきませんよね。
今回は、妻の浮気で親権を取られても養育費を旦那が支払う必要があるのか紹介します。
妻の浮気で離婚する予定の方は、これを読んで参考にしてください。
妻の浮気で親権を取られても養育費の支払いはしなければなりません。
養育費とは子供を育てるための費用であり、慰謝料とは違います。
なので、離婚原因が妻の浮気でも、養育費の支払いは親権が妻にある限り必要です。
養育費の支払いは断ることはできません。
養育費は妻の権利ではなく、子供の権利です。
不払いで給料や財産差し押さえも
もし、約束した養育費を支払わなかった場合は最悪、給料や財産を差し押さえされる可能性もあります。
これは、妻の浮気で親権を取られた場合でも養育費を変わらずに払わないといけないからです。
妻の浮気で親権を取られても、養育費の金額は基本的に変わりません。
養育費は払う側の給料で決まるからです。
しかし、妻の浮気の慰謝料を養育費から払うなど決められている場合は、慰謝料の支払いが終わるまで養育費を減額、もしくはなしという可能性もあります。
妻の浮気で親権を取られても養育費を旦那が支払う必要があるのか紹介しました。
養育費は子供の権利であり、離婚理由は関係ないので注意しましょう。
妻の浮気で離婚した場合の親権を決める手続きや流れ
妻の浮気で離婚した場合の親権を決める手続きや流れとは、一体どのようなものでしょうか。
今回は、妻の浮気で離婚した場合の親権を決める手続きや流れをご紹介します。
妻の浮気で離婚する予定の方はこれを読んで、親権の流れを理解しましょう。
1・話し合い
妻の浮気で離婚する時でも、親権をどちらにするかについてはまず話し合いで決めます。
ここで親権や養育費で揉めることがなければ、公正証書に残して完了です。
妻の浮気で離婚する時は親権を取りたいのはもちろんでしょうが、慰謝料も関わるのでよく話し合いましょう。
話し合いがまとまらなければ、調停をする前に弁護士に頼むこともできます。
2・調停
話し合いがまとまらなければ、次は調停までいきます。
妻の浮気で離婚する場合は、親権が欲しい旨を調停員に説明し伝えましょう。
話し合いでまとまらなくても、調停でまとまるケースがほとんどです。
3・裁判
調停でも話がまとまらなかった場合は、裁判して親権を決めます。
この場合は、最後に判決を出すのは裁判官です。
妻の浮気で離婚するとき親権が欲しい場合は、証拠もきちんと用意しておきましょう。
親権が決まったら、離婚届の親権の欄に記入します。
妻の浮気で離婚する場合、親権の他に養育費や慰謝料についても話し合って、きちんと公正証書を残しておくのがおすすめです。
妻の浮気で離婚した場合の親権を決める手続きや流れをご紹介しました。
離婚する時は、結婚する時以上に労力を使います。
なるべく短期戦で終わらせるのが望ましいでしょう。
妻の浮気で子供の親権を父親が獲得するための5つの方法
妻の浮気で子供の親権を父親が獲得するための方法とはあるのでしょうか。
妻の浮気が原因の離婚であっても、子供の親権を父親が獲得するのは非常に難しいです。
今回は、妻の浮気が原因で離婚する時に子供の親権を父親が獲得する方法をご紹介します。
妻の浮気で離婚する時に、子供の親権が欲しい場合にはこれを読んで参考にしてください。
方法 1:養育実績を作る
妻の浮気で離婚する時、子供の親権が欲しいのなら、育児に参加することが必須です。
子供の送り迎え、学校行事の参加、食事を作るなど積極的に家事や育児に関わるようにしましょう。
方法 2:仕事を調整する
親権者を判断する時、どれくらいの時間子供と過ごせるかが重要視されます。
仕事の時間を短くし、子供と一緒に居られることをアピールしましょう。
方法 3:子供を育てる上での協力者を見つける
父親が一人で子供を育てるのは難しいです。
どうしても仕事などで家を空けてしまう場合もあるので、実家には頼れる状態にしておくのをおすすめします。
方法 4:面会交流を認める
離婚後も子供の面会を認める姿勢を見せると、親権を取れやすくなります。
妻が浮気して離婚するなら、子供の親権はもちろんですがもう会わせたくないと思ってしまうかもしれませんが親権のために我慢しましょう。
方法 5:調査官調査に協力する
家庭裁判所によって、調査官調査が行われます。
調査官調査の結果は、裁判に大きく関わってくるので協力しましょう。
妻の浮気が原因で離婚する時に子供の親権を父親が獲得する方法をご紹介しました。
妻の浮気が原因で離婚する場合でも子供の親権を父親が獲得するのは難しいので、焦らずにきちんと準備しましょう。
妻の浮気で旦那さん側が親権を取りたいと思ったら、まずは妻の浮気を調査して、妻の浮気の証拠をはっきりつかむ必要があります。
こちらの記事に妻の浮気調査をする方法について詳しくまとめましたので、よかったらチェックしてください。
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妻の浮気調査をする場合の費用や調査方法などについても詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください。
妻の浮気による親権は弁護士に相談する方が有利?
妻の浮気による親権は弁護士に相談する方が有利なのでしょうか。
今回は、妻の浮気による親権は弁護士に相談する方が有利なのかと、そのメリットをご紹介します。
妻の浮気による離婚で親権が欲しい方は、弁護士に相談するメリットを理解しましょう。
妻の浮気で離婚する時、親権が欲しいのなら弁護士に相談してください。
弁護士は、法律のプロなので早く相談した方が有利です。
妻の浮気でも親権は取りづらいですが、弁護士に相談すれば良いアドバイスをもらえます。
今後どのように動けば良いかを具体的にアドバイスしてくれるので、弁護士に相談するのがおすすめです。
弁護士に依頼するメリットとは
妻の浮気での離婚で親権が欲しいとき、弁護士に相談するメリットとは何でしょう。
弁護士に相談すれば、調停に行く前に、話し合いの交渉次第で穏便に終わるケースもあります。
離婚の話し合いは本人が思っているよりも、とてつもない労力が必要です。
無駄に離婚の話し合いを長引かせないためにも、弁護士に依頼して早めに終わらせましょう。
妻の浮気による親権は弁護士に相談する方が有利なのかと、そのメリットについてご紹介しました。
妻の浮気で離婚予定で親権が欲しい方は、一刻も早く弁護士に相談しましょう。
妻が浮気して親権を母親が獲得できないケースとは
妻が浮気して親権を母親が獲得できないケースとはどのようなケースがあるのでしょうか。
今回は、妻が浮気して親権を母親が獲得できないケースをご紹介します。
離婚して親権が欲しい場合は、妻の浮気で親権を獲得できないケースを知っておきましょう。
妻が浮気して親権を母親側が獲得できないケースとは、育児放棄や虐待をしていた場合です。
妻が浮気相手にハマって子供を自宅に放置したり、誰かに度々預けている場合も当てはまります。
放置をしていなくても、妻が自宅に浮気相手を連れ込んでいたら親権を取れないケースもあるのです。
例えば、子供の前で浮気相手と性行為をしていると、虐待と見なされるケースがあります。
虐待は暴力だけではない
虐待とは、暴力を振るうだけのことではありません。
虐待や育児放棄を妻がしていた場合、親権者としては適切ではないため、父親でも親権をとるチャンスはあります。
他にも、妻が浮気をした場合で、実家がなく本人も働いていないなどの経済的不安がある場合も、妻は親権が取れません。
妻が浮気して親権を母親が獲得できないケースをご紹介しました。
妻が浮気して親権を母親が獲得できないケースもあるので、当てはまっていないかよく確認して証拠をしっかりと掴んでおきましょう。
まとめ
親権の意味や、妻の浮気で親権を旦那側が取る方法をご紹介しました。
親権とは、子供を育てていく権利のことです。
親権は基本的に母親になることが多く、妻が浮気した時でも親権は母親にいってしまうことがほとんど。
子供が10歳を超えている場合は意思がしっかりしていると見なされて、子供の意思が反映されることもあります。
妻が浮気をして離婚しても親権が母親にある場合は、養育位の支払いは必須です。
養育費とは子供の権利なので、妻が浮気をしても親権がある以上は払わなければなりません。
親権は母親が基本的に有利です。
妻が浮気した時も親権は母親が持つ場合がほとんどですが、父親が持つ方法もあります。
養育実績を作り、育児の協力者を探すことが大切です。
育児放棄や虐待行為があった場合は、母親でも親権は取れません。
妻の浮気で離婚する時、親権が欲しいのなら弁護士に相談して対策方法を考えましょう。