浮気の慰謝料請求する方法をまとめました!
自分で行う方法や浮気の慰謝料の相場、期限はあるのかなどについてまとめました。
浮気の慰謝料請求を考えている人必見です。
この記事でわかること
浮気の慰謝料請求をする流れ
浮気の慰謝料請求をする流れを詳しく紹介していきます!
浮気の慰謝料請求をする時慌てないようにするために流れを確認しておきましょう。
弁護士などのプロに相談する場合でも、自分でも浮気の慰謝料請求の流れを知っておけば安心して任せることができますね。
浮気の慰謝料請求をする場合、口頭で慰謝料請求をする場合と、書面にて慰謝料請求をする場合があります。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるので、自分に合う方を選びましょう。
口頭、もしくは書面で浮気の慰謝料請求を相手が認めれば、その後の裁判などは必要ありません。
しかし、口頭、もしくは書面で相手が浮気の慰謝料請求を認めなかった場合、裁判へと移ります。裁判の流れを確認しましょう。
裁判による慰謝料請求の流れ
浮気の慰謝料請求を裁判で行う流れはまず、裁判所に訴状を提出し、訴訟の提起をします。
訴状には慰謝料の金額、証拠などを記載します。
訴訟が始まった後の流れは浮気相手の反論、訴えた側の再反論の繰り返しで進行します。
浮気相手が浮気を認めない場合は、証拠をきちんと提示する必要があります。
浮気の慰謝料請求では裁判長が途中で和解をすすめることも多くあります。その場合は双方が和解内容に合意すれば、その時点で裁判は終了です。
浮気や不倫の慰謝料についてはこちらの記事に詳しくまとめています。よかったらチェックしてみてください。
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浮気(不倫)慰謝料の計算方法!証拠や時効、相場やどこから発生するかなど総まとめ
こちらの記事には、浮気の慰謝料の相場や計算方法はもちろん、慰謝料の時効や請求期限、慰謝料請求を離婚せずに行えるかなど、浮気の慰謝料全般について詳しくまとめました。
浮気されて慰謝料請求を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
浮気の慰謝料請求!相場はいくら?
浮気の慰謝料請求の相場についてまとめました!
浮気の慰謝料請求の相場はどれくらいなのか気になりますよね。
浮気をされて慰謝料をもらって離婚する場合、慰謝料は当座の生活資金にもなります。
浮気の慰謝料請求の相場は証拠の種類、悪質さ、離婚をするかどうかによっても変わりますが大体、100万から300万程度になるケースが多いです。
浮気をした配偶者だけではなく、浮気相手にも慰謝料請求をすることができます。
片方だけでなく、両方に慰謝料請求をしておきましょう。
慰謝料相場は結婚生活が壊れたかどうかで変わる
浮気の慰謝料請求の相場についてもう少し詳しく見ていきましょう。
慰謝料請求の相場は浮気によって結婚生活が壊れてしまったかによって大きく変わります。
例えば、浮気をされても結婚関係を続ける場合は慰謝料請求の相場が安く、50万円から100万円が一般的です。
浮気が原因で別居に至った場合の慰謝料請求の相場は、100万円から200万円です。
そして、浮気が原因で離婚になった場合の慰謝料請求の相場は200万円から300万円です。
また、この浮気の慰謝料請求の相場はあくまで裁判をした時の相場です。
双方の話し合い時点で和解し慰謝料が決められる場合には、相場と外れてしまう可能性もあります。
このように、浮気の慰謝料相場は、別居、離婚などケースによってかなり違ってきます。
より高い慰謝料を請求するには、ケースごとの相場を知っておく必要があります。
浮気の慰謝料相場についてはさらに詳しくこちらの記事に書きました。よかったらこちらもチェックしてみてください。
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浮気の慰謝料相場は!?未婚や離婚しない・離婚する場合や婚約中などケース別に解説
浮気によってパートナーとの関係がどのように変わってしまうかは、そのケースによって実にさまざまです。
浮気されて慰謝料を請求するにしても、慰謝料相場を知っているかいないかでは、獲得額が大きく変わってしまいます。
上の記事では、妻・旦那別での浮気の慰謝料相場や、離婚する場合・しない場合、未婚の場合や婚約中の場合、さらには婚約破棄した場合など、あらゆるケースを想定してまとめました。
慰謝料は今後の人生を立て直していく上でも必要となってくるものですので、請求できる相場をぜひ知っておいてください。
浮気の慰謝料請求には期限がある?
浮気の慰謝料請求には期限があるのか、期限は具体的にいつまでなのかについて紹介します!
浮気の慰謝料請求には期限があるので注意しましょう。
ずっと無期限で請求できるわけではないので、浮気の事実を知ったらスピーディに行動することが大切です。
浮気の慰謝料請求の期間は、以下の期間の短い方が採用されます。
・浮気を知ってから3年間
・浮気が始まってから20年間
また、浮気の慰謝料請求の期限については、慰謝料請求の内容を細かく分けて考えます。
具体的には、
・浮気から生じる精神的な苦痛に対する慰謝料請求
これは、浮気の事実を知った時から期限がカウントされます。
・浮気によって結婚生活が破綻したことから生まれた精神的苦痛に関する慰謝料
これは、浮気によって結婚生活が破綻した時から期限がカウントされます。
・浮気によって離婚した場合の精神的苦痛に対する慰謝料
こちらは、浮気によって離婚した時から期限がカウントされます。
浮気相手について知った時期が遅かった場合、一番下に紹介した理由の慰謝料のみ期限が切れていないケースも考えられます。
この場合は、慰謝料の額は少額となりますが慰謝料請求自体はできます。
慰謝料請求の期限が迫っている場合は、裁判手続きをする、書面で慰謝料請求をするなどの手続きをして、期限をストップさせましょう。
実は、浮気には時効があります。
浮気の時効を知っていないと、浮気された被害者なのに慰謝料請求ができなくなったりして、さらに被害をこうむることにもなりかねません。
浮気の時効については詳しくこちらの記事に書いています。よかったらチェックしてみてください!
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上の記事では、浮気の時効だけでなく、慰謝料請求の期間や時効を止める方法も詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
浮気の慰謝料請求を自分で手続きするには
浮気の慰謝料請求を自分でする方法についてまとめました!
浮気の慰謝料請求自体は自分ですることが可能です。
まず、浮気の慰謝料請求を双方の話し合いで示談にする場合は、示談書を作成しお互いに慰謝料請求の金額や内容に納得ができれば完了です。
示談書にはいつから浮気が始まっていたか、どんな不貞行為があったか、それによって生じた不利益、慰謝料の金額についてまとめておきましょう。
浮気の慰謝料請求を自分でする場合は、できるだけ自分で浮気相手や配偶者が自白する瞬間を証拠として押さえておきたいです。
その後、慰謝料請求にもめて裁判となってしまった場合でも、自白の証拠はかなり有利に働きます。
裁判を自分で進めるのは困難
話し合いによる慰謝料請求に双方が納得しなかった場合には、裁判に進むことになります。
裁判所での訴えも自分で行うことはできますが、手続きも大変ですし、時間がかかるので自分でやるのはあまりおすすめできません。
話し合いによる慰謝料請求を自分でするとしても、精神的に辛かったり相手と交わした示談書が破られてしまう可能性があります。
「少額でもいいから、一括で今すぐ慰謝料請求をしたい」などの場合以外は、自分で慰謝料請求をするのはあまりおすすめできません。
浮気の慰謝料請求にかかる弁護士費用の相場や費用の抑え方
浮気の慰謝料請求にかかる弁護士費用の相場や費用の抑え方について書いています!
浮気の慰謝料請求にかかる弁護士費用の相場は着手金と成功報酬に分けられます。
着手金は大体20万から30万円程度かかる場合が多いです。
そして成功報酬は実際に決定した慰謝料金額の10%から20%程度の場合が多いです。
成功報酬によって弁護士費用は大きく変わってくるのでいくつかの弁護士事務所を比較して選ぶのがおすすめです。
弁護士費用を抑える方法
浮気の慰謝料請求の弁護士費用を抑える方法としてはまずは無料相談を利用して自分に合う弁護士を見つけましょう。
知人関係で離婚に強い弁護士がいればその方を紹介してもらうのもおすすめです。
そして、他に弁護士費用を抑える方法としてはある程度自分で浮気の証拠を抑えておく方法です。
これにより弁護士のその後の手続きがスマートになり短期間で解決し弁護士費用が抑えられる場合があります。
証拠を用意しておくと初回の相談などがスムーズに進みます。
弁護士事務所によっては相談料を30分5,000円などとしている事務所もあります。
証拠があれば相談が有料の事務所の相談時間を短くすることができます。
浮気(不倫)の慰謝料請求されたときの対応と確認すべきポイント
浮気して慰謝料請求された時の対応と確認しておきたいポイントについてまとめました!
浮気して慰謝料請求された場合でも落ち着いて対応しましょう。
浮気をしてしまった事実に対しては確かに非がありますが、慰謝料請求された金額は妥当なのか、相手に落ち度はないのか、今後の関係はどうするのかなど対応すべきことはいくつかあります。
まず慰謝料請求をされた時、浮気をしてしまい、自分の配偶者から慰謝料請求されたのか、それとも不倫していた交際相手の配偶者から慰謝料請求されたのかによって対応が異なります。
浮気をして配偶者から慰謝料請求された場合、完全に慰謝料を支払わなくて良くするのは難しいかもしれません。
慰謝料減額に強い弁護士に相談してみましょう。
また、配偶者が拒否していたことによるセックスレスなど、配偶者も結婚生活を続けるにあたり有責事項がないか整理しておきましょう。
続いて不倫していた相手の配偶者から慰謝料請求をされた場合ですが、浮気していた相手が既婚者かどうかを知っていたか否かで慰謝料の支払い義務が変わります。
本当に既婚者と知らなかったのであれば、あなたも被害者であるという考えを持ち弁護士に相談しましょう。
浮気の慰謝料請求のまとめ
浮気の慰謝料請求は浮気の悪質さ、その後の結婚生活がどう変わるか(離婚するか、別居するか、元の生活に戻るのか)などでも金額が変わってきます。
一般的に離婚をするなどその後の生活が大きく変わる場合の方が慰謝料の相場が高いです。
また、浮気の慰謝料請求には期限があるので早めに行動しましょう。
浮気の慰謝料請求の期限が迫っている場合には、裁判手続きをしたり書面で浮気の慰謝料請求をしたり期限をストップさせる方法を先にとっておきましょう。
また、自分が浮気をしてしまい慰謝料請求をされた場合は、言われた金額をそのまま払うのではなく、一度、慰謝料減額に強い弁護士に相談してみるのもおすすめです。