浮気相手に慰謝料請求したい!相場や証拠・契約書で高額請求する方法

浮気慰謝料

浮気相手に慰謝料請求したい!相場や証拠・契約書で高額請求する方法

浮気相手に慰謝料請求をしたい方向けに必要な情報を集めました!

慰謝料請求の方法、手続き、どんな証拠が必要か、慰謝料請求の相場などについて詳しく解説しています。

浮気相手に慰謝料請求する方法

浮気相手に慰謝料請求する方法をまとめました!

浮気相手に慰謝料請求する方法

浮気がわかった場合、配偶者にだけでなく浮気相手にも慰謝料請求ができます。

早く浮気の精神的苦痛から解放されるためにも流れを把握して慰謝料請求をスムーズにしましょう。

まずは浮気相手への慰謝料請求の流れを見ていきましょう。

大まかな流れは以下のようになっています。

1.慰謝料請求(書面・口頭)
2.慰謝料請求(調停)
3.慰謝料請求(裁判)
4.慰謝料請求確定

浮気相手への慰謝料請求は民事ですので、お互いの合意が取れて示談になれば1から4全ての手順を踏む必要はありません。

ポイント

例えば、浮気相手へこちらが書面もしくは口頭で慰謝料請求した時点で、浮気相手がこちらの請求した金額や条件にそのまま合意したら、調停と裁判に進む必要はありません。

反対に浮気相手がこちらの慰謝料請求に応じない、納得しないといった場合には、2や3の手続きに進んでいきます。

浮気相手の性格や経済状況によって、浮気相手への慰謝料請求にどれだけ時間がかかるかが変わってきます。

長くなればなるほど体力的にも精神的にも辛いので、最初から弁護士などのプロに任せてしまう方法もおすすめです。

浮気相手への慰謝料請求は未婚でも可能?

浮気相手への慰謝料請求は未婚でも可能かどうかまとめています!

浮気相手への慰謝料請求は未婚でも可能?

浮気相手への慰謝料請求というと一方もしくは両方が既婚者である不倫の場合のみというイメージがありますよね。

しかし、近年では結婚という制度にとらわれていない事実婚の方も増えてきているのではないでしょうか。

未婚の場合、浮気相手への慰謝料請求は可能かどうか見ていきましょう。

まず、事実婚状態で浮気相手への慰謝料請求はできるのかについて。

ポイント

戸籍上結婚している場合より条件は厳しいですが、慰謝料請求自体は可能です。

ただし、事実婚状態であることを浮気相手も知っていたという証拠が必要になります。

婚約中に浮気をされた場合の浮気相手への慰謝料請求も、事実婚状態の慰謝料請求と同じです。

やはり浮気相手が、交際相手は婚約中であることを知りながら関係を持ったのかどうかが重要です。

未婚の恋人同士は請求できない

ただし、未婚で単なる恋人関係だった場合、浮気相手に慰謝料請求ができるかですが、これは難しいです。

未婚の恋人同士は請求できない

慰謝料請求はあくまで夫婦間の不貞行為によって発生するもの。

ですから、未婚の恋人同士は慰謝料請求の範囲外となってしまいます。

どうしても浮気相手へ慰謝料請求をしたいのであれば、先に紹介した事実婚状態、婚約中であったことを証明する必要があります。

浮気相手への慰謝料請求で証拠になるものとならないもの

浮気相手への慰謝料請求で証拠になるものとならないものを紹介していきます!

浮気相手への慰謝料請求で証拠になるものとならないもの

浮気相手への慰謝料請求で必要になる証拠は一般人からすると少しわかりにくいです。

一般の方が「これは証拠になる」と思っても、裁判などでは大して有利な証拠にならないものもあります。

まず、浮気相手への慰謝料請求で証拠となるものは、お互いに肉体関係があったと証明できる証拠です。

実際に不貞行為を働いている動画や写真、ラブホテルや互いの家に行き来している写真などが証拠として有効です。

逆に浮気相手とのラインでお互いに愛をささやいているものは証拠としては弱いです。

これは冗談だと裁判でいいのがれができてしまうからです。

ラインでも肉体関係があったことを証明できる証拠であれば証拠になります。

相手が既婚者だと知っていたかどうかが重要

そして、浮気相手への慰謝料請求で必要な証拠はこれだけではありません。

相手が既婚者だと知っていたかどうかが重要

浮気相手へ慰謝料請求する場合は、浮気相手が自分の交際相手(この場合、配偶者)が既婚者と知っていたという証拠が必要です。

既婚者だと知らずに浮気をしていた場合、浮気相手への慰謝料請求は難しくなってしまいます。

結婚指輪をしている時にデートしていた、同じ職場で当然、相手が既婚者であることを把握していたなどの証拠が必要です。

浮気相手への慰謝料は証拠ないと請求できない?

浮気相手への慰謝料は証拠がないと請求できないのかについて書いています!

浮気相手への慰謝料は証拠ないと請求できない?

浮気相手へ慰謝料請求をしたいけれど残念ながら証拠がない、このまま泣き寝入りするしかないのかと悩んでいる方におすすめの情報です。

浮気相手への慰謝料請求自体は、証拠がなくても行うことができます。

しかし、証拠がなく慰謝料請求をした場合、浮気相手がこちらの提示した金額をそのまま素直に支払ってくれる可能性は低いです。

また、浮気相手への慰謝料請求の手続きが進み、調停や裁判となった場合でも、こちらの訴えが却下されてしまう可能性は高いでしょう。

証拠ない慰謝料請求のリスク

浮気相手へ証拠がないまま慰謝料請求をして、その時点で浮気をやめるかどうかも、浮気相手の性格によるところが大きいです。

証拠ない慰謝料請求のリスク

証拠を出されなくても、「これ以上浮気を続けるのはやめよう」と考える場合もあるでしょう。

その反対に、「今の時点で証拠がないのだから、今後も絶対に証拠を残さないように浮気をしよう」と考える浮気相手もいるかもしれません。

証拠がないのに浮気相手に慰謝料請求したことが配偶者にも伝わって、配偶者との関係がより一層悪くなる可能性も否定できないでしょう。

このように、浮気相手への慰謝料請求は証拠がなくても可能ですが、あまりおすすめできません。

できれば、証拠を集めてから慰謝料請求するか、弁護士などのプロに相談しておすすめの方法をアドバイスしてもらいましょう。

 

 

浮気の慰謝料を相手だけに請求するのは可能か、慰謝料の相場や請求の仕方などについてはさらに詳しくこちらの記事に書きましたよかったらぜひチェックしてください!

↓↓↓

浮気の慰謝料を相手だけに請求できる?婚約や離婚でどう変わるか

浮気されたら、自分のパートナー以上に、その浮気相手に償ってほしい気持ちが出てくる場合もありますよね。

婚約中でも相手に請求できるのか、離婚するかしないかで相手に請求できるかどうかが変わるケースなど、詳しく紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

 

浮気相手への慰謝料請求には契約書が必要?示談書・合意書・誓約書とは

浮気相手への慰謝料請求には契約書が必要なのか書いています!

浮気相手への慰謝料請求には契約書が必要?示談書・合意書・誓約書とは

浮気相手への慰謝料請求には契約書が必ずしも必要ではありません。

しかし、気持ちの整理をつけるためにも、また、慰謝料請求によって決められた内容がきちんと守られるようにするためにも、契約書はあった方が良いでしょう。

ポイント

浮気相手への慰謝料請求の際に作成する契約書はフォーマットは決まっていません。

そのため、示談書、合意書、契約書などという名称で記載される場合もありますし、書かれている内容にも違いがあります。

では、浮気相手への慰謝料請求をした際に作成する契約書の内容について、もっと詳しく見ていきましょう。

浮気相手への慰謝料請求の契約書に記載する内容

浮気相手への慰謝料請求の契約書にはまず、不貞行為を認めるかどうかを記載します。

浮気相手への慰謝料請求の契約書に記載する内容

もし認めない場合は、不貞行為を連想させるような不適切な関係を認める内容を、具体的に契約書に記載しておきます。

こうすることで、不倫配偶者と浮気相手の具体的などの部分に落ち度があったのかをはっきりさせられます。

合意書にも同じ内容が書かれる場合が多くなります。

そして、その不貞行為に対してどのように慰謝料請求をし示談となったかを、契約書に記載します。

これは示談書にも書かれています。

そして、最後は誓約部分です。

離婚せず結婚生活を続ける場合、不倫配偶者と浮気相手は二度と2人っきりで会わないなど、今後の約束を明記し、その約束と破った場合のペナルティも記載します。

浮気相手の慰謝料の相場

浮気相手の慰謝料の相場についてまとめました!

浮気相手の慰謝料の相場

浮気相手にいくら慰謝料を請求したら良いのか迷ってしまいますよね。

できるだけ多くの慰謝料をもらいたいですが、相場から大きく外れてしまった場合、のちのちトラブルとなったり支払いが滞ってしまうなんて可能性もあります。

浮気相手の慰謝料の相場は50万円から300万円が一般的です。

相場の金額に幅がありますが、これは浮気によって結婚生活が破綻したかどうか、浮気の内容の悪質さなどによっても慰謝料の相場が変わってしまうからです。

浮気によって離婚が決定した場合の慰謝料が金額としてはもっとも高く、相場は200万円から300万円です。

逆に、浮気があっても離婚せず今後も夫婦関係を続けていく場合には、慰謝料の相場としてはもっとも安く50万円程度です。

連帯責任か、浮気相手に単独で請求するかで相場が違う

また、浮気相手の慰謝料の相場として今回紹介した金額は、本来、不倫した配偶者と浮気相手が連帯して負うべき責任です。

連帯責任か、浮気相手に単独で請求するかで相場が違う

不倫配偶者が慰謝料を支払う場合は、浮気相手への慰謝料の相場は少し下がる傾向にあります。

ポイント

ちなみに、既に不倫配偶者に慰謝料請求をして支払いが完了している場合などは、相場とずれがあっても、この浮気に対する慰謝料の支払いは完了していると考えられます。

ですから、追加で浮気相手に慰謝料を請求することは難しいでしょう。

浮気相手への慰謝料請求で調停を利用できる?

浮気相手への慰謝料請求で調停を利用できるのかまとめました!

浮気相手への慰謝料請求で調停を利用できる?

浮気相手への慰謝料請求でも調停を利用することは可能です。

浮気相手へ慰謝料請求をする時には、最初は調停ではなく書面、もしくは口頭で浮気相手に直接慰謝料請求をするかと思います。

しかし、この話し合いが決裂してしまい双方合意できない場合には、調停に進むことになります。

浮気相手への慰謝料請求で調停を利用する場合、調停委員が双方の意見や言い分を聞き、お互いが納得できるようにアドバイスがなされます。

調停は家庭裁判所、もしくは簡易裁判所で行われます。

ポイント

また、浮気相手への慰謝料請求で調停を利用する場合、弁護士に依頼をすることも可能ですが、自分で直接調停を行うこともできます。

調停がおすすめなケース

さらに調停がおすすめなのは次のようなケースです。

調停がおすすめなケース

たとえば、裁判で裁判官が判断するとなると証拠が少し弱い場合。

調停では調停委員のアドバイスはあるものの、基本的には双方の話し合いで慰謝料の条件が決まるので、こちらを利用する方法もあります。

ポイント

浮気相手への慰謝料請求を調停で話し合った場合、そこで得た合意は公的なものとなります。

ですから、仮に慰謝料が支払われなかった場合は、給料差し押さえなどの手続きにも進みやすくなります。

このように、第三者もいる場で話し合いたい、公的な話し合いをしたいという場合に調停はおすすめです。

浮気相手として慰謝料請求調停の連絡が来たときの対応策【自分が浮気した場合】

浮気相手として慰謝料請求調停の連絡が来た場合、どう対応すればいいのかまとめました!

浮気相手として慰謝料請求調停の連絡が来たときの対応策【自分が浮気した場合】

浮気相手として慰謝料請求調停の連絡が来てしまった場合、びっくりしてどうしたらいいのか焦ってしまうかもしれません。

しかし、慰謝料請求調停はあくまで話し合いの場ですので、必要以上に焦る必要はありません。

対応としてはまず、調停を申し込んできた相手(この場合、交際相手の配偶者)はどれだけ浮気の証拠をつかんでいるのかを調べましょう。

つかまれている証拠によって、取るべき対応がどのように変わるかを以下に紹介します。

直接的な不貞行為の証拠をつかまれているか否か

例えばまず、直接的な不貞行為の証拠を相手がつかんでいる場合、こちらが慰謝料請求調停に応じなくても弁護士に相談し、訴訟手続きへと更に段階を進められるかもしれません。

直接的な不貞行為の証拠をつかまれているか否か

その場合こちらが不利になります。

ポイント

反対に、つかんでいる証拠が弱く、とりあえず調停で話し合いたいと考えて慰謝料請求調停を連絡してきた場合。

この場合は、こちらが強気に出ても問題ない可能性があります。

あくまでも証拠はないので、しらを切るのも一つの方法です。

しかしこの場合、今後もさらに証拠を集めようと警戒してくる可能性が高いので、これを機に浮気をやめてしまうのもおすすめの対応です。

浮気相手が慰謝料を払わない場合どう請求する?

浮気相手が慰謝料を払わない場合、どう請求したらいいのか方法をまとめました。

浮気相手が慰謝料を払わない場合どう請求する?

浮気相手が慰謝料を払わない場合、まずはどうして払わないのか理由をはっきりさせる必要があります。

本当にお金がなくて払えないのか、それとも浮気をしていた罪悪感がなくて払わないのか、理由をはっきりさせることで対策が立てやすくなります。

ポイント

浮気相手にお金がなくてどうしても慰謝料を払えない場合、減額する、分割での支払いを許可するなどの方法もおすすめです。

また、浮気相手に罪悪感がなく慰謝料の支払いを拒否している場合には、もう一度説得しましょう。

もし自分だけでの説得が難しい場合は、弁護士に相談して一緒に説得してもらうのもおすすめです。

実際に浮気の証拠を浮気相手に見てもらって、これ以上慰謝料を払わない状態が続くのは浮気相手にとっても不利であることを理解してもらうのもおすすめの方法です。

最終手段としては、浮気相手の財産差し押さえ手続きを取る方法もあります。

ただし、こちらは手続きが大変で複雑です。

浮気相手の慰謝料が払えないときの対応策【自分が浮気した場合】

浮気相手の慰謝料が払えない場合の対応策について紹介します。

浮気相手の慰謝料が払えないときの対応策【自分が浮気した場合】

浮気をしてしまって慰謝料請求をされた。

自分のしたことを反省して慰謝料を受け入れやり直そう。

そう考えている方もいるかもしれませんね。

注意点

しかし、いくら慰謝料請求を受け入れて慰謝料を支払いたいと思っても、お金がなくて浮気相手の配偶者に慰謝料を払えないケースもあるかもしれません。

このように浮気相手の配偶者からの慰謝料請求が払えない場合、一番やってはいけない対応策が無視です。

浮気相手の配偶者は当然、自分の夫や妻と不倫関係にあったあなたを信用していないですし、そんな相手から慰謝料請求を無視したら更に状況は悪化します。

まずは支払いを減額してもらえないか、もしくは、お金がなくてどうしても払えないので分割払いをさせてもらえないかを交渉してみましょう。

交渉に応じてくれれば、新しい内容通り慰謝料を支払いましょう。

もしも交渉に応じてくれない場合は、弁護士などのプロに相談するのもおすすめです。

浮気相手から慰謝料請求されたら?認められるケースと対応策

浮気相手から慰謝料請求をされた場合の対応策や、慰謝料請求が認められるケースについて解説します。

浮気相手から慰謝料請求されたら?認められるケースと対応策

浮気相手から慰謝料請求されたらショックや怒りを感じる方も多いと思います。

浮気相手に慰謝料請求をしたいくらいなのに、どうしてこちらが慰謝料を支払う必要があるのかと考えると、無視をしたくなるかもしれませんね。

しかし、ケースによっては無視をするのは得策ではありません。

浮気相手から慰謝料請求をされた場合、認められるケースは以下の通りです。

・既婚者であることを隠し、結婚を匂わせて交際をしていた場合
・浮気相手が妊娠・中絶してしまっている状況
・結婚生活は既に破綻していて、浮気相手と重婚、内縁状態であった場合

これらのケースの場合は、浮気相手から慰謝料請求をされた時に、慰謝料請求が認められてしまう可能性が高いです。

まず、浮気相手から慰謝料請求されたら、上記のような状況にあったかどうかを確かめましょう。

そして、対応に少しでも迷ったら弁護士などのプロに相談しましょう。

慰謝料請求をする浮気相手は、自分もひどくダメージを負っていて、失うものがないと感じていたり精神的に不安定な場合があります。

そんなときに対応を間違うと、会社や家族にばらされるなどの恐れもあるからです。

浮気相手への慰謝料請求まとめ

浮気相手への慰謝料請求についてまとめてきました。

浮気相手への慰謝料請求まとめ

浮気がわかった時、配偶者だけではなく浮気相手への慰謝料請求もすることが可能です。

また、配偶者とは離婚をせずこれからも結婚生活を続ける場合などは浮気相手へのみ慰謝料請求をする場合も多いです。

浮気相手への慰謝料請求の相場は50万円から300万円程度でありケースによって変わってきます。

ポイント

浮気相手へ慰謝料請求をする時はまず書面や口頭で相手に慰謝料請求をします。

そして応じてくれない場合、調停や裁判といった手続きに進んでいきます。

裁判の際には裁判官に浮気があったことを理解してもらう証拠が必要になりますが、調停は原則として話し合いなので法的に認められる証拠は必ずしも必要ではありません。

 

 

実は、浮気の慰謝料請求には時効があります。

この時効のため、よく「浮気には時効がある!」といわれるんですよね。

浮気の時効については詳しくこちらの記事に書いていますよかったらチェックしてみてください!

↓↓↓

浮気の時効とは!?慰謝料請求の期間や時効を止める方法も解説

浮気の時効を知っていないと、浮気された被害者なのに、慰謝料請求ができなくなったりしてさらに被害をこうむることにもなりかねません。

浮気の時効だけでなく、慰謝料請求の期間や時効を止める方法も詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

-浮気慰謝料

Copyright© うわき屋本舗 , 2024 All Rights Reserved.